育てられたようにしか育てられない話

皆さん、「おしゃれ魔女ラブ&ベリー」というアーケードゲームを御存じですか？

同年代の方にはすごい懐かしくて、「カードめっちゃ持ってた」とか「ラブとベリーどっち派だった？」みたいな話で盛り上がるかと思うんですが、私にはこの話になるといつも思うことがあります。

それは、”人は育てられたようにしか人を育てられない”ということです。

当時の私の母はとても厳しくてゲームセンターなんて存在すら知らなくて世代ど真ん中ながらラブベリは2回しかプレイしたことがないんです。

ほかにも父が取引先からDS Liteとおい森をもらってきてくれたことがあったんですが、一日15分しかやらせてもらえなかったんですよ。香川県もびっくり

これに関してはママ友達に言われたのか（実際に幼馴染の母が厳しくない？と言っているのを聞いた）次第に緩くなっていって小5くらいには毎週お小遣い200円握りしめて姉妹でプリティーリズムやりに行ったり毎朝5:30に起きてとび森してから学校に行くような小学生になったんですが。

当時はうちの母厳しいなーくらいにしか思っておらずとくに反抗とかしなかったんですけど今思うと母は自分が育てられてきたように育てていたんじゃないかと思います。

祖母はとても厳しい人で、母は社会人になっても一人暮らしができず結婚して家を出るまで外泊すらできなかった人なので…

人が育てられるのって人生に一度きり、両親からだけじゃないですか。だから自分が子育てをするには両親の影響が強く出ると思うんですよね。とくに一人目は。

母の厳しさは自分が育てられて来た環境によるものだったんだと思うとやはり人は自分が育てられたようにしか育てられないんだと思うし自分もきっとそうなってしまうのだと思う。